集英社の漫画が英語で読み放題 (ただし日本/韓国/中国を除く)

漫画が読み放題と聞くと海賊版のやばいサービスを連想するがこれは集英社が公式に2019年1月から提供を開始したサービスだ。「世界中で」「英語とスペイン語で」「無料で」日本と同時に最新の漫画コンテンツが配信されると言うかなり野心的なある意味やばいサービスとなっている。

名前は MANGA Plus by SHUEISHA。 iOS/Android のアプリとブラウザから利用可能だ。

ただし日本/韓国/中国は対象外だ。 それらの国では既存のサービスがあるとこの記事には書かれている。日本だとジャンププラスのことかもしれないがワンピースなどの最新話は見られないので、同じサービスとは言えないだろう。(韓国と中国は不明)

英語とスペイン語で現在(2019/04/23)それぞれ57タイトルと28タイトルの最初と最新の3話が大抵のタイトルで読めるようだ。登録も必要とせず広告も今のところ表示されずに漫画を読むことができる。漫画作者に広告収入が直接渡ることを目指すのでいずれ広告は入るだろう。

アメリカ/カナダ/イギリス/ニュージーランド/オーストラリア/南アフリカ/フィリピン/シンガポール/インドでは2018年末に VIZ Manga (別アプリ Shonen Jump Manga & Comics もある) という同様のサービスを開始していたが、MANGA Plus ではそれ以外の国でも同様のサービスが展開された形だ。

VIZ Manga にはさらに定額で10,000話以上が読み放題というサービスもある。月額$2だ。ワンピースなど全話読めそうなのもあるが、ドラゴンボールなど途中まで定額制で続きを読もうとすると電子書籍購入へ誘導されるものも多い。このあたりは月額がもっと高くても良いのですべて読めるようにしてもらえるともっと安心して楽しめるかもしれない。 MANGA Plus では今のところ電子書籍購入への誘導すら無い。

これらのサービスは日本からは前述の通り利用できない。私が住んでいる場所はアメリカだが試しに VPN で日本に接続しブラウザ版の MANGA Plus にアクセスしてみると以下のようなページが表示された。

しかしアプリ版では MANGA Plus も VIZ Manga も日本の IP アドレスから問題なくアクセスできることを確認した。当然だが利用の判断は自己責任で行ってほしい。

Netflix だの Amazon だのにコンテンツ配信サービスの部分を独占されると、コンテンツホルダーとしては首根っこ掴まれた感じだろう。一方で日本の出版社は海賊版のもぐらたたきに徹して世界に向けたサービスにはあまり積極的ではなかったように見える。しかし MANGA Plus by SHUEISHA では集英社自身がコンテンツの世界同時配信をするという野心的なサービスとなっており、世界での漫画の読まれ方が変わる可能性を秘めている。

ニューヨークへ行きたいか!!

「ニューヨークへ行きたいかーっ!!」で予選の開催が始まる大人気のクイズ番組がもうだいぶ昔にあった。そう問われれば多くの人が「行きたい!」と答えるはずだ。しかし、人はなぜニューヨークへ行きたいと思うのだろうか。

知力、体力、時の運をフルに使い「日本一のクイズ王」であることを証明するため。自由の女神/タイムズスクエアなどアメリカの「中心」を体験するため。ミュージカルなどを堪能するため。ジャズクラブなどでナイトライフを楽しむため。MLBなどのスポーツを観戦するため。美術館や博物館巡りをするため。服やコスメなどの買い物をするため。 人がニューヨークに行きたいと思う理由は実に数多くあるはずだ。

しかし、今回マサチューセッツ州の郊外に住む我が家が旅行先としてニューヨークを選んだ理由はそれらのいずれでもない。我が家が「ニューヨークに行きたい!」と思った理由は

ニューヨークにある日本成分を堪能したい。

ほぼそれに尽きる。

日本人がわざわざアメリカに来たのならハンバーガー/パンケーキ/ステーキ/ロブスターなどアメリカでしか食べられないものを多くの人が選ぶはずだ。しかし、今回の我が家の旅行は3泊4日で朝食を除く全てを日本食とした。なぜならアメリカに住んでるから。アメリカに住んでいるくらいなのでアメリカ成分はもちろん嫌いではない。むしろ好きだ。しかし十分に足りているのも事実。足りないもの、それは日本成分だ。

気軽に行ける「日本」としてのニューヨークで日本成分を満喫する。それが今回の家族旅行の目的。そんな旅行記を残してみる。 (つづく)