ウイスキーをアメリカで買うと安いのか – アメリカウイスキー事情

アメリカと言えばなにを思い浮かべるかは人によって様々だと思う。しかし大人な紳士淑女の中には「アメリカと言えばウイスキーだ」と言う人もいるだろう。ビールやワインももちろん有名だが、アメリカのお酒と言えばバーボンを初めとしたウイスキーも負けじと有名なのだ。

私は旅行や出張などの出先でまず思うことがある。「どっかで酒買えねえかな」と。土地勘が無い場所だと 特に初日は深刻な問題だ。アメリカは州によってはお酒が普通のスーパーやコンビニに売ってない場合もある。移動手段は車となるため「どうせならその土地のお酒が飲みたいな」などと思いながら長距離ドライブを敢行するすることとなるのだ。夜到着とかだと尚更だ。

やっとお酒が買えるお店にたどり着き 「アメリカと言えばバーボンだ」 とか言いながら値段を見て「えっ?」となったことが多々ある。日本で買うより高くね?と。

これは私が長年抱いてきた疑問であったので今回検証してみることにした。と言っても近所の酒屋で写真撮ってきただけだけど。お店は消費税がないニューハンプシャー州の安売りの酒屋。ウイスキーやワインなどアルコール度数の高いハードリカーが専門だ。

まずは私の好きなアメリカのウイスキー Jack Daniel’s から。

高くないですかこれ?1,000mlだけど日本なら700mlだけど2000円位のはず。でも税込みだと 2,246円 らしい。1,000mlだと3,208円だ。って、あれ、そんな高っく無かった。。今は$1が106.47円なので$25.49は2714円くらい。って逆に安いな。これを見ると2014年で ¥1,726 なのでもしかして日本だと値上がりしてるのか。っていうか円高いな。。(乱文)

気を取り直して比較を続けよう。

今度はバーボン。ワイルドターキー。写真には年数が書いてないけどたぶん8年。750mlで$19.99(2128円)。日本だと700mlで3002円

Jim Beam。 サントリーが 2014年1月13日 に総額160億ドル(約1兆6500億円)で買収している。これは 1,000mlだろうか。$14.99(1596円)。日本だと1,000mlで1,480円。やっと日本のほうが少しだが安いお酒を見つけた。

Maker’s Mark。750mlで$24.99(2661円)。日本だと700mlで2780円

輸入ものであるスコッチを比較してみる。The Glenlivet 12年。 私の一番好きなウイスキーだ。 750mlで$45.99(4897円)。日本だと700mlで3480円。比べてしまうと高くて飲めない。

ジョニ赤が750mlで$24.99(2661円)。日本だと700mlで980円。ジョニ赤で2661円って。。。CUTTY SARK は750mlで$17.99(1,915円)。日本だとやはり1,000円くらいだと思う。

CHIVAS REGAL 12年は750mlで$32.99(3,512円)。日本だと700mlで2,280円だ。 ちなみに Old Par がたまに飲みたくなるんだけどここの酒屋では売っていなかった。スコッチはだいぶ日本のほうが安い。

次は日本のウイスキー。響。750mlで$74.99(7984円)。日本だと700mlで4,980円。流石に日本のウイスキーは日本のほうが安い。

ところで当然だが所変わればお酒の定義も変わる。なにをウイスキーとするかというのが日本とアメリカで変わるのだ。日本で見たことのないウイスキーが売られていて、 中には日本では焼酎の分類となるものがウイスキーとして売られているものもあるのが興味深い。

しかしなんで今までそんなアメリカではアメリカのものでもウイスキーがそんな高いと思ってたんだろうな。。日本ではほぼ最安値で買っていたし、アメリカでは逆に出張先で最初に見つけたところだったので割高で買っていたのもあるのかな。

結論: アメリカのウイスキーはアメリカで買うと安い

アメリカには二郎系が食べられる場所が2つある。

「ああ、次郎系が食べたい。アメリカで。」

そう思ったことはないだろうか。そんなあなたに耳寄りな情報だ。ある、LAそしてボストンに。今回はボストンのにある二郎系ラーメン屋「Yume Wo Katare」についてご紹介する。

場所は正確にはボストンではなくハーバード大学やMITがあるCambridgeという町にある。 Red Line と呼ばれる路線の電車に乗るとボストン中心部の Park Street 駅から16分のPorter駅から歩いて数分でたどり着く。

ボストンのマイナスとなる冬場でも行列ができるお店として有名でもある。もちろん現地の日本人向けではなく現地に溶け込んだ色々な客層の人が来る。果たしてどんなラーメンが出てくるのだろうか。

お店の外観はこんな感じ。ガラス窓には “This is not a ramen shop.” (ここはラーメン屋ではありません) と書いてある。 そう、このお店は名前のとおり「夢を語る場所」なのだ。でももちろんついでと言ってはなんだか次郎系ラーメンも食べられるのでご安心を。

でもこの「夢を語る場所」というところに店主の並々ならぬ情熱があるようだ。売上も好調なようである。

こちらがお待ちかねのラーメン。見た目も味も間違いなく次郎系だ。

店内に入ると席が全て厨房の方を向きまるで学校の教室のようだ。料金はお店に入る際にレジで支払う。ラーメンの種類はレギュラーとチャーシューを増量した豚のみ。水はセルフ方式だ。

食べ終わるとお店の人に促されみんな自分の夢を語る。 Cambridge という町柄学生が多いが警察官や美容師などそうでない人も自分の夢を堂々と語る。もちろん夢を語るかどうかはあなた次第だ。私は勇気が無いので単にラーメンを食べて帰って来たけど。。

帰りにはチャーシューもお持ち帰りで購入。

美味しかったです。

みんなの前で堂々と夢を語る勇気と英語力と、あと二郎系ラーメンを食べても胃もたれしない胃袋が欲しい。

飯テロ – 日本一時帰国編

今年も夏が近づき日本への一時帰国と言う話をツイートなどで少しづつ見かけるようになってきた。 一年前の夏、私はといえば二年ぶりに日本の地を踏みしめ、これは飯テロのツイートができるチャンスだなどと考えていた。今回はそんなツイートを振り返っていく。 飯テロに遭いたくないという方はこちらへお進みください。

日本帰国前にちゃんとアメリカの食事とのしばしのお別れ会を開催する。ここはニューイングランドだしのユナイテッド航空の機内食は胃に持たれそうだし軽めにチャウダーで。液体アンド液体。

東海岸からの長いフライトの末やっと日本に到着。まずは立ち食いうどん屋さん。関西風の味付けだ。恵比寿だったと思う。

実家ですき焼き。ここは日本なので安心して生卵に肉や野菜を浸して食べられる。

日本といえばコンビニ。コンビニと言えば日本。

銀だこ。アメリカにいると粉物がたまに無性に食べたくなる。

焼き鳥屋さんで会社の人と飲み会。料理を一品ずつ写真を撮ったりしてたら「これがそんな珍しいか?」とちょっと引かれる。マジ珍しいです。

飲み会の帰りに立ち食いそばも食べられちゃう。そう日本ならね。

飯テロを加速していこう。築地。そして巣鴨。

吉牛でこんな暴挙にも出られる。

日本帰国のスケジュールを立てる際には、どうしたら人が期間内にラーメンをなるべくいっぱい食べられるかということばかり考えていた。

飯テロと言えば定番のTKG。納豆とオクラの共演。

赤坂の「おやじのおとうと」というホルモン屋さん。

ガリガリ君入りのチューハイ。結構美味しかった。

個人的にこれははずせない。温泉上がりの一杯だ。

これも日本に帰ったらやってみる目標のひとつだった。

惣菜でこんなものが買えたんだよな。(遠い目)

最後の晩餐はサイゼリヤ。

残念ながら今年は日本に帰る予定はなし。オリンピックの年に備えてまたお金貯めよ。

おまけ

飯ではないけどカモネギもゲット。ポケモンGOのサービスが始まってから初の日本一時帰国だった。少し月日の流れを感じる。

メイン州良いとこ一度はおいで

メイン州へ行こう。そう思った最初のきっかけはメイン州のポートランドに日本人が経営しているウニ工場があると知ったからだ。マサチューセッツ州の北端にある我が家からは車で2時間ちょっとだというのも大きい。

ボストンからだとニューハンプシャー州を挟むので少し遠いようにも思うが、ニューハンプシャー州のハンプトンや日本とロシアの講和条約で有名なポーツマスなどいくつかの街を通り抜ければすぐメイン州となる。ボストンからも二時間くらいだ。

最初のきっかけとなったウニ工場は小売店ではないのだが事前連絡しておくと社長が親切に迎え入れてくれる。工場なので入り口がちょっと分かり難いが Becky’s Diner というレストランの横を海側に曲がって真っ直ぐ行くとある。

“OFFICES” と書かれたドアを抜けると鍋に入れると大活躍しそうな魚も置いてあった。どこかのレストランに卸すのだろうか。

ここではこんなお土産が買えてしまう。真ん中のウニはミョウバンを使っていない塩水ウニだ。正直私は日本でも食べたことがない代物だ。

車で行ける範囲でないと直接持ち帰るのが厳しいかもしれないが、発泡スチロールの箱に氷と一緒に厳重に梱包してくれる。運が良いと子どもたちはウニの殻割りも体験できる。オスとメスの食べ比べも試食でさせてもらった。

しかし、これは単なるきっかけに過ぎなかった。メイン州の魅力の一端だったのだ。私が行ったことがあるポートランドを中心に紹介したい。

まずポートランドは町並みがとても綺麗だ。どことなく懐かしい感じがする。

とにかくレストランのレベルが高いのに驚く。どこに入っても美味しいんじゃないかと思えてしまう。そして比較的安価。個人的なお勧めは牡蠣だ。

OYSTER EVENTIDE にはメイン州で取れた牡蠣がずらりとメニューに並ぶ。 人気のレストランで混雑時は2時間待ちもあるとか。食べ比べてみると牡蠣も種類により味わいがまったく違うことが分かる。

日本人オーナーの Miyake というお寿司屋さんも有名だ。おまかせにぎりが $40 とそこそこのお値段である。しかし私が知る行った全ての人が「その価値がある」と言っている。そして「むしろ安いくらいだ」とも。ウェブで検索してほしい。こんなサイトが出てくるはずだ。

ポートランドの街はコンパクトで歩いて一日で周れる。小物を売るお店や大人気のドーナッツ屋さんもある。

もちろんメイン州はロブスターでも有名でありボストンなどで食べるよりも安く食べられる。安いロブスターを食べ歩くのも定番だろう。まるごと茹でられたものでもパンに挟まれたものでも良い。私が行った時はシーズンオフで閉まっていたが高速道路のサービスエリアにもこんな感じのお店があった。また、貝類やクラムチャウダーもお薦めだ。 とにかく海の幸が新鮮なのだろう。

メイン州にはいくつかアウトレットで有名な街もある。ポートランドのやや北に位置するフリーポートもその一つだ。L.L. Bean の本社があり場所としても有名で巨大な L.L. Bean の店舗がある。パタゴニアノースフェイスのアウトレット店舗も存在する。

ツイッターを拝見するともっと北の Camden や Rockland にも素晴らしいレストランがあるようだ。メイン州ならこういうレストランが探せば他にもいっぱいあるのではないかと思えてしまう。

メイン州の北東にアーカディア国立公園と言うニューイングランド地方唯一の国立公園がある。豊かな自然がありハイキング/サイクリン/キャンプが楽しめる。アメリカで最初に日の出が見える場所でもあるのだとか。また夜は光が周りに無いため美しい星空を眺めることができる。ここも行った人の感想を聞くと誰もが素晴らしかったと口にする場所だ。是非行ってみたい。

メイン州は夏はもちろん素晴らしいが冬もウィンタースポーツで観光客を多く魅了する場所でもある。一方でアメリカでは平均年齢が高い州でもあり州は若者を呼び戻そうとしている最中だ。冬は寒さが厳しいが、私の住むマサチューセッツ州も冬は非常に厳しいので、あとちょっと寒いだけという見方もある。今度は是非ゆっくりと再訪したい場所である。

おまけ

野沢菜漬がない!

たまに食べたくなるのだ。野沢菜漬が。個人的に漬物の中で一番好きである。しかしここはアメリカ。なかなか手に入らない。アメリカでは大抵の日本の食材が手に入るのだが、ちょっと良いものやちょっとマイナーなものを手に入れようとすると急激に難易度が上がるのだ。

例えば味噌や昆布などもアメリカのアジア系スーパーで買えるが、大抵は日本のスーパーで売っている一番安い部類のものだ。ちょっと良いものを手に入れようとすると日本から個人直輸入するか出張者などに持ってきてもらうなどの対策を取る必要がある。

漬物もそうでタクアンや高菜や柴漬けなどは比較的手に入りやすい。しかしそれより一段マイナーな野沢菜漬となると入手難易度が格段に上がるのだ。なまモノなので扱いはより難しくなる。

私はアメリカのマサチューセッツ州に住んでいるが、野沢菜漬が手に入る一番近い場所は 片道4時間半かかるミツワニュジャージー店ではないだろうか。ボストンなどでも探したが見つからなかった。次に近いのはもしかしてカナダのトロントかもしれない。これは車で片道9時間もかかる。とにかく野沢菜漬はなかなか簡単には入手できない代物なのだ。

そんな訳で、我が家では一年に一回ニューヨークに家族旅行に出かけるが、帰りには必ずミツワニュージャージー店に立ち寄り野沢菜の漬物を買ってくることにしている。先日の家族旅行でも念願の野沢菜の漬物を手に入れることができた。

心して食し、また来年も健康で変わらずニューヨークへ家族旅行に行き野沢菜漬けを買えるのを楽しみにしたい。