アメリカには二郎系が食べられる場所が2つある。

「ああ、次郎系が食べたい。アメリカで。」

そう思ったことはないだろうか。そんなあなたに耳寄りな情報だ。ある、LAそしてボストンに。今回はボストンのにある二郎系ラーメン屋「Yume Wo Katare」についてご紹介する。

場所は正確にはボストンではなくハーバード大学やMITがあるCambridgeという町にある。 Red Line と呼ばれる路線の電車に乗るとボストン中心部の Park Street 駅から16分のPorter駅から歩いて数分でたどり着く。

ボストンのマイナスとなる冬場でも行列ができるお店として有名でもある。もちろん現地の日本人向けではなく現地に溶け込んだ色々な客層の人が来る。果たしてどんなラーメンが出てくるのだろうか。

お店の外観はこんな感じ。ガラス窓には “This is not a ramen shop.” (ここはラーメン屋ではありません) と書いてある。 そう、このお店は名前のとおり「夢を語る場所」なのだ。でももちろんついでと言ってはなんだか次郎系ラーメンも食べられるのでご安心を。

でもこの「夢を語る場所」というところに店主の並々ならぬ情熱があるようだ。売上も好調なようである。

こちらがお待ちかねのラーメン。見た目も味も間違いなく次郎系だ。

店内に入ると席が全て厨房の方を向きまるで学校の教室のようだ。料金はお店に入る際にレジで支払う。ラーメンの種類はレギュラーとチャーシューを増量した豚のみ。水はセルフ方式だ。

食べ終わるとお店の人に促されみんな自分の夢を語る。 Cambridge という町柄学生が多いが警察官や美容師などそうでない人も自分の夢を堂々と語る。もちろん夢を語るかどうかはあなた次第だ。私は勇気が無いので単にラーメンを食べて帰って来たけど。。

帰りにはチャーシューもお持ち帰りで購入。

美味しかったです。

みんなの前で堂々と夢を語る勇気と英語力と、あと二郎系ラーメンを食べても胃もたれしない胃袋が欲しい。

誕生日会の定番 – キャンドルピン・ボウリング

息子が友達の誕生日会に招待されたので行ってきた。アメリカでは子供の誕生日にパーティーを企画し友達を招待するということが一般的に行われている。会場は様々だが今回は私が住むアメリカのニューイングランドでは定番の一つとなっているキャンドルピン・ボウリング (Candlepin bowling) 場であった。

今回はキャンドルピン・ボウリングの紹介だ。

キャンドルピン・ボウリングはマサチューセッツ州のウースター (Worcester, MA) で普通の10ピンボウリングができる数年前の 1880 年に考案されたスポーツだ。ニューイングランドとカナダの沿海州で良く遊ばれているが、恐らくそれ以外ではあまり見ることがないのではないかと思う。

キャンドルピン・ボウリングのボールは直径は最大 11 cm と普通のボウリングよりだいぶ小さい。指を入れる穴もなく凹凸のない完全な球となっている。重さも最大で1.1kgと普通のボウリングよりだいぶ軽い。

レーンの長さや幅は普通のボウリングと変わらない。ピンは写真ではわかりにくいが縦40cm横7.6cmとかなり細長だ。確かにキャンドルのようなピンである。

また1フレームで2回ではなく3回投げる点も異なる。 一投ごとに倒れたピンが取り除かれるのではなく倒れたピンはそのままで3回投げるのも特徴だ。

ボールが軽いので子供でも遊びやすいと言う点が子供の誕生日会などで人気の理由である。私が働く会社の忘年会 (Year End Party) でも使われたことがあった。

ただ普通の10ピンボウリングに比べて簡単かと言えばそうでもない。高得点を狙うことを考えるとむしろ逆である。まずボールに引っかかるところが無いのでなかなか強くは投げられずコントロールも難しい。ピンに当たっても重さが無いため跳ね返されてしまう。

パーフェクトでゲームを終えると300点満点となるのは普通のボウリングと同じだ。しかしその難易度からキャンドルピン・ボウリングの公式な最高点数は245点に留まる。長々と書いてきたが、実際どんなものなのか動画見るのが分かりやすい。(この文章の意味)

今回誕生日会で利用されたお店の外観はこんな感じ。レトロな雰囲気が漂う。全てのレーンがキャンドルピンのボウリング場だった。

ボウリング場には必ずと言っていいほどゲームセンターが併設される。ゲーム機もかなりレトロ。

ニューイングランドにお越しの際はどんなものか近くのキャンドルピン・ボウリング場を覗いてみるのも一興だと思う。

集英社の漫画が英語で読み放題 (ただし日本/韓国/中国を除く)

漫画が読み放題と聞くと海賊版のやばいサービスを連想するがこれは集英社が公式に2019年1月から提供を開始したサービスだ。「世界中で」「英語とスペイン語で」「無料で」日本と同時に最新の漫画コンテンツが配信されると言うかなり野心的なある意味やばいサービスとなっている。

名前は MANGA Plus by SHUEISHA。 iOS/Android のアプリとブラウザから利用可能だ。

ただし日本/韓国/中国は対象外だ。 それらの国では既存のサービスがあるとこの記事には書かれている。日本だとジャンププラスのことかもしれないがワンピースなどの最新話は見られないので、同じサービスとは言えないだろう。(韓国と中国は不明)

英語とスペイン語で現在(2019/04/23)それぞれ57タイトルと28タイトルの最初と最新の3話が大抵のタイトルで読めるようだ。登録も必要とせず広告も今のところ表示されずに漫画を読むことができる。漫画作者に広告収入が直接渡ることを目指すのでいずれ広告は入るだろう。

アメリカ/カナダ/イギリス/ニュージーランド/オーストラリア/南アフリカ/フィリピン/シンガポール/インドでは2018年末に VIZ Manga (別アプリ Shonen Jump Manga & Comics もある) という同様のサービスを開始していたが、MANGA Plus ではそれ以外の国でも同様のサービスが展開された形だ。

VIZ Manga にはさらに定額で10,000話以上が読み放題というサービスもある。月額$2だ。ワンピースなど全話読めそうなのもあるが、ドラゴンボールなど途中まで定額制で続きを読もうとすると電子書籍購入へ誘導されるものも多い。このあたりは月額がもっと高くても良いのですべて読めるようにしてもらえるともっと安心して楽しめるかもしれない。 MANGA Plus では今のところ電子書籍購入への誘導すら無い。

これらのサービスは日本からは前述の通り利用できない。私が住んでいる場所はアメリカだが試しに VPN で日本に接続しブラウザ版の MANGA Plus にアクセスしてみると以下のようなページが表示された。

しかしアプリ版では MANGA Plus も VIZ Manga も日本の IP アドレスから問題なくアクセスできることを確認した。当然だが利用の判断は自己責任で行ってほしい。

Netflix だの Amazon だのにコンテンツ配信サービスの部分を独占されると、コンテンツホルダーとしては首根っこ掴まれた感じだろう。一方で日本の出版社は海賊版のもぐらたたきに徹して世界に向けたサービスにはあまり積極的ではなかったように見える。しかし MANGA Plus by SHUEISHA では集英社自身がコンテンツの世界同時配信をするという野心的なサービスとなっており、世界での漫画の読まれ方が変わる可能性を秘めている。