ウイスキーをアメリカで買うと安いのか – アメリカウイスキー事情

アメリカと言えばなにを思い浮かべるかは人によって様々だと思う。しかし大人な紳士淑女の中には「アメリカと言えばウイスキーだ」と言う人もいるだろう。ビールやワインももちろん有名だが、アメリカのお酒と言えばバーボンを初めとしたウイスキーも負けじと有名なのだ。

私は旅行や出張などの出先でまず思うことがある。「どっかで酒買えねえかな」と。土地勘が無い場所だと 特に初日は深刻な問題だ。アメリカは州によってはお酒が普通のスーパーやコンビニに売ってない場合もある。移動手段は車となるため「どうせならその土地のお酒が飲みたいな」などと思いながら長距離ドライブを敢行するすることとなるのだ。夜到着とかだと尚更だ。

やっとお酒が買えるお店にたどり着き 「アメリカと言えばバーボンだ」 とか言いながら値段を見て「えっ?」となったことが多々ある。日本で買うより高くね?と。

これは私が長年抱いてきた疑問であったので今回検証してみることにした。と言っても近所の酒屋で写真撮ってきただけだけど。お店は消費税がないニューハンプシャー州の安売りの酒屋。ウイスキーやワインなどアルコール度数の高いハードリカーが専門だ。

まずは私の好きなアメリカのウイスキー Jack Daniel’s から。

高くないですかこれ?1,000mlだけど日本なら700mlだけど2000円位のはず。でも税込みだと 2,246円 らしい。1,000mlだと3,208円だ。って、あれ、そんな高っく無かった。。今は$1が106.47円なので$25.49は2714円くらい。って逆に安いな。これを見ると2014年で ¥1,726 なのでもしかして日本だと値上がりしてるのか。っていうか円高いな。。(乱文)

気を取り直して比較を続けよう。

今度はバーボン。ワイルドターキー。写真には年数が書いてないけどたぶん8年。750mlで$19.99(2128円)。日本だと700mlで3002円

Jim Beam。 サントリーが 2014年1月13日 に総額160億ドル(約1兆6500億円)で買収している。これは 1,000mlだろうか。$14.99(1596円)。日本だと1,000mlで1,480円。やっと日本のほうが少しだが安いお酒を見つけた。

Maker’s Mark。750mlで$24.99(2661円)。日本だと700mlで2780円

輸入ものであるスコッチを比較してみる。The Glenlivet 12年。 私の一番好きなウイスキーだ。 750mlで$45.99(4897円)。日本だと700mlで3480円。比べてしまうと高くて飲めない。

ジョニ赤が750mlで$24.99(2661円)。日本だと700mlで980円。ジョニ赤で2661円って。。。CUTTY SARK は750mlで$17.99(1,915円)。日本だとやはり1,000円くらいだと思う。

CHIVAS REGAL 12年は750mlで$32.99(3,512円)。日本だと700mlで2,280円だ。 ちなみに Old Par がたまに飲みたくなるんだけどここの酒屋では売っていなかった。スコッチはだいぶ日本のほうが安い。

次は日本のウイスキー。響。750mlで$74.99(7984円)。日本だと700mlで4,980円。流石に日本のウイスキーは日本のほうが安い。

ところで当然だが所変わればお酒の定義も変わる。なにをウイスキーとするかというのが日本とアメリカで変わるのだ。日本で見たことのないウイスキーが売られていて、 中には日本では焼酎の分類となるものがウイスキーとして売られているものもあるのが興味深い。

しかしなんで今までそんなアメリカではアメリカのものでもウイスキーがそんな高いと思ってたんだろうな。。日本ではほぼ最安値で買っていたし、アメリカでは逆に出張先で最初に見つけたところだったので割高で買っていたのもあるのかな。

結論: アメリカのウイスキーはアメリカで買うと安い

アメリカ現地採用のメリット・デメリット

40歳からアメリカが本社の会社に現地採用で働きはじめて早3年。現時点で私が感じているメリットとデメリットをまとめたいと思う。とりえあず書きなぐってみたものを投稿しているので後でちょいちょい更新していく予定。

最初に断っておくと題名から駐在との比較と思う方もいるかもしれないがそれはこの文章の主題ではない。なるべくアメリカの現地採用の話それ自身に焦点を当てたい。書いてある反対のことが駐在のメリット・デメリットだと言うつもりは微塵もないことをご了承願いたい。 むしろ多くのメリット・デメリットは駐在の方のそれと共通すると思っている。

そもそも私には駐在に関する知識があまり無いので比較した考察はできないのだ。私が働いているのはアメリカの会社で駐在という選択肢はがない。よって駐在経験がなく、また残念ながら駐在されている方との交流もほとんどない。日本人がほとんど居ない地域に住んでおり、土曜日も仕事なので日本語学校にも行けないため接点が少ないためだ。

部分的に駐在との比較が出てくる箇所は伝聞によるものなので間違いがあったら @from_40 宛で指摘してほしい。

まずデメリットから行こう。Bad News First で。

  • 給料が安い
  • 引っ越し代が出ない
  • いつクビになるか分からない

次にメリット。

  • 仕事環境が良い
  • 決まった在籍期間がない

アメリカで働くこと自体のメリット・デメリットはまた別の機会に記事にできればと考えている。

デメリット1. 給料が安い

給料が安いのは死活問題だ。 現地採用なので当たり前だが給料はアメリカの会社からアメリカにある銀行口座にドルで支給される。

私の場合は同じ会社の日本の支社からアメリカの支社への転籍だったのだが、日本での給料をそのままドル円換算された。しかも2015年秋当時1ドル120円程度の円安相場だったのだ。翌年の2016年には1ドル100円位まで円高となった。つまり時期がちょっとずれていれば2割ほどアメリカでの給料が違ったのだ。これは正直きつかった。

単にドル円相場が悪かったからきついだけではないのだ。私は日本の平均から見ればそれ程安い給料で働いていたわけではない。しかしそのままドル円換算してアメリカで暮らしていける給料をもらっていたかと言えば答えはノーだ。絶対的な金額が足りないのである。

アメリカでは家賃を始め生活費が高い。部分的にはガソリンなど安いものもある。じゃがいもや人参などの食材もそれ程高いわけではない。でも長年日本の食文化で育って来た身としてはどうしても日常的に日本的な食事をしたいのだ。しかし日本的な食材をアメリカで調達するにはそれなりにお金かかる。

それでも食生活をあまり変えないことは家族が異国の地で暮らすための心の安定剤ともなり必要経費だと思っている。 話が逸れたがなにが言いたいかと言うとアメリカでの生活はお金が必要なのだ。

追記: 給料に関しては国によらず会社内全体でジョブレベルと給料レンジが明確に決められているため為替による差は発生しないというコメントを頂きました。今は給料をそこそこ貰っているのであまり不満は無いのですが、最初の給料に関してはもう少し交渉の余地があったのかなと後で振り返ると思います。

デメリット2. 引っ越し代が出ない

引っ越し代は一例だがアメリカに移住する際の初期費用はそれなりにかかるものだ。

引っ越し代は当然自腹である。引越し業者の選定や手続きも全て自分で行う必要がある。引っ越し代を安くするために日本の住まいにあった家具などを始めかなりのものを捨ててきた。当然アメリカで買い直さなければならないものも多かった。

かなり恵まれた人の話ではあると思うが、私の知るイギリスに駐在した方の場合は引っ越し代は全て会社持ちだった。日本の家にあったものを全て梱包しいらないものは引っ越し先で分別して捨てたと言っていた。かなりの違いである。

アメリカには最初に私が単身で来てホテル住まいをしながら仕事をし住む家を探した。その間のホテル代やレンタカー代も自腹。住む場所が決まって大家に最初の何ヶ月かの家賃を振り込むのだがそれも当然自腹だ。前任者がいるわけではなかったので住む場所の選定も土地勘がないため大変だった記憶がある。

最初に 銀行口座を作り住むところを決めて電気水道ネットを契約しSSNを申し込んでとなにをどのような順番で行えばスムーズに生活が始められるのかも自分でほぼ一から調べた。

当たり前だがアメリカに来る飛行機代も自腹。これも結構な額になる。航空券の片道切符って結構するのだ。

アメリカは車社会なので車の購入は緊急課題だ。でなければ一週間で$1,000程度の金額に延々とレンタカー会社に払うことになる。通勤に車を使うのならそれ以外に家族が使うための車を最低もう一台は必要だ。このためアメリカに来て割と直ぐに車を二台分購入する必要があった。中古で安いものをとりあえずと思ったがアメリカの中古車の値段はなかなか落ちない。中古車もある程度年式が新しくても走行距離がかなりいっているものも多く状態も様々だ。結果として中古車を1台、新車を1台購入した。

アメリカ一年目はクレジットヒストリーも無いのでローンは組めないと思ったほうが良い。あってもかなり条件が悪い。できれば一括で支払う必要がある。

追記: 頂いたコメントを拝見させていただくと、引っ越し代や一時的なホテル宿泊費及びレンタカー台なども補助してくれる会社もあるようだ。同じ会社でもポジションによって待遇が違う場合もあるようで実際には様々な対応があるようだ。

追記: 私の働く会社では転籍に関して引っ越し代などの補助などはしないとむしろ明文化しているくらいである。実は少しだけ補助は出たのだが実際の金額にはとても及ばなかった。上げてもらえるよう交渉したが 取り付く島もなかった。

デメリット3. いつクビになるか分からない

駐在の方は任期が決まっていたり、あるいは日本の本社側の意向により長くなったり短くなったりするかもしれない。しかしアメリカになるべく長く暮らすことを是とする立場からも私の現在の状況はそれほど安定しているわけではない。

私は現在L1ビザを持っている。これは私が現在働いている会社に紐付いたビザだ。つまり転職などの自由はなくL1ビザの期限が切れたりするとアメリカには居られなくなる。

そしてアメリカの会社は一般的に簡単に従業員のクビを切るものだ。

実際、私がアメリカで働く3年の間にも会社で大きなリストラがあり私の上司とその上司含めてクビになったことがある。幸い私はクビを免れたが、会社をクビになるということは同時にL1ビザを失うことでもある。

3ヶ月以内に同じくL1ビザなどをサポートしてくれる会社を見つけて働き出せば大丈夫だが状況としてはかなり厳しい。そうなった場合は日本への撤退も同じような期間で行わなくてはいけない。

もちろん日本のブランチと協力して仕事をする関係にあり大変助けてもらっている。しかし、いざそうなった場合、やはりアメリカの会社なので日本のブランチがなにかしてくれるかどうかは不透明だ。

メリット1. 仕事環境が良い

デメリット1.と相反するがまずは給料が高い。最初の給料こそ安かったがその後はそれなりに上げてもらった。

当たり前だがアメリカの会社なのでアメリカの給料水準の金額を稼げる。そしてアメリカの給料水準は日本よりだいぶ高いのだ。アメリカは日本と比べて生活コストが高いし物価上昇率も高い。しかしうまく行けばそれなりに給料も上がっていく。

若い人でも仕事に応じて年功序列に縛られない給料体系で評価してもらえるかもしれない。もしかしたら男性と女性の差も日本より少ないかもしれない。

キッチンやプレイルームに集まればワイワイ話もするが、基本的に一線を引いて他人に過干渉せず黙々と仕事する雰囲気も個人的には好きだ。

やることをやっていれば多少早く帰っても文句は言われない。ワーク・ライフ・バランスもアメリカの会社ではより重要視される。アメリカ人の上司も理解があり休みも含めて非常にフレキシブルに対応してくれる。

良いところを積極的に探し褒める文化も好きだ。個人的には全体的にアメリカでの仕事はすごくやりやすいと感じる。

メリット2. 決まった在籍期間がない

現地採用なのでアメリカの会社が雇用主だ。普通のサラリーマンであり契約の終わりは明示的に決められていない。少なくとも私の場合は日本赴任という可能性も限りなくゼロに近い。(アメリカの給料で日本に住めたら最高なのだけど。)

クビになる可能性はあるもののグリーンカードさえ手に入れば即アメリカに居られなくなるという縛りもなくなる。親がグリーンカードを取得できれば子供にも自動的に与えられる。 話を聞くところによるとグリーンカードを持っていれば大学でもらえる奨学金の種類や額も増えるらしい。大学卒業後にもし子供がアメリカで就職したいと考えた場合も、ビザのサポートが必要無いのは非常に有利になるだろう。

長期的にアメリカで住むことを前提とすると、子供のアメリカでの教育に関しても安心して長期的な視野に立てるのは非常に大きい。

なにかしらのビザをサポートしてくれる会社に勤めており在籍期間が決まっていないあるいは長い場合は会社がグリーンカード取得のサポートもしてくれるはずだ。会社側から見れば新しい人を雇い直すより当然効率が良いので自然な流れだと思う。私も少しゴタゴタして遅れたがグリーンカードを現在申請中の身となっている。

おまけのデメリット: 決まった在籍期間がない

決まった在籍期間がないのはデメリットの側面もある。期間が決まっていればアメリカ国内で今年はここで来年はあそことより積極的に旅行などの計画を立てるかもしれない。しかしいつでも行けるとなるとやや腰が重くなるものだ。

子供の英語力もより集中的に伸ばそうとかより思うかもしれない。どこかで「子供はそのうちなんとかなる」と思ってはいないか。

また妻や子供たちのメンタル面も少し心配である。妻は実はアメリカ行きはあまり乗り気でなかった。例えば3年なら3年と期間が決まっていれば耐えられるものも、いつ終わるかわからないとなると苦しみが増し耐えられないこともあるかもしれない。長男はかなりアメリカに馴染んで来たが年下の長女はやや心配なところがある。

以上、アメリカ現地採用のメリット・デメリットでした。

アメリカには二郎系が食べられる場所が2つある。

「ああ、次郎系が食べたい。アメリカで。」

そう思ったことはないだろうか。そんなあなたに耳寄りな情報だ。ある、LAそしてボストンに。今回はボストンのにある二郎系ラーメン屋「Yume Wo Katare」についてご紹介する。

場所は正確にはボストンではなくハーバード大学やMITがあるCambridgeという町にある。 Red Line と呼ばれる路線の電車に乗るとボストン中心部の Park Street 駅から16分のPorter駅から歩いて数分でたどり着く。

ボストンのマイナスとなる冬場でも行列ができるお店として有名でもある。もちろん現地の日本人向けではなく現地に溶け込んだ色々な客層の人が来る。果たしてどんなラーメンが出てくるのだろうか。

お店の外観はこんな感じ。ガラス窓には “This is not a ramen shop.” (ここはラーメン屋ではありません) と書いてある。 そう、このお店は名前のとおり「夢を語る場所」なのだ。でももちろんついでと言ってはなんだか次郎系ラーメンも食べられるのでご安心を。

でもこの「夢を語る場所」というところに店主の並々ならぬ情熱があるようだ。売上も好調なようである。

こちらがお待ちかねのラーメン。見た目も味も間違いなく次郎系だ。

店内に入ると席が全て厨房の方を向きまるで学校の教室のようだ。料金はお店に入る際にレジで支払う。ラーメンの種類はレギュラーとチャーシューを増量した豚のみ。水はセルフ方式だ。

食べ終わるとお店の人に促されみんな自分の夢を語る。 Cambridge という町柄学生が多いが警察官や美容師などそうでない人も自分の夢を堂々と語る。もちろん夢を語るかどうかはあなた次第だ。私は勇気が無いので単にラーメンを食べて帰って来たけど。。

帰りにはチャーシューもお持ち帰りで購入。

美味しかったです。

みんなの前で堂々と夢を語る勇気と英語力と、あと二郎系ラーメンを食べても胃もたれしない胃袋が欲しい。

飯テロ – 日本一時帰国編

今年も夏が近づき日本への一時帰国と言う話をツイートなどで少しづつ見かけるようになってきた。 一年前の夏、私はといえば二年ぶりに日本の地を踏みしめ、これは飯テロのツイートができるチャンスだなどと考えていた。今回はそんなツイートを振り返っていく。 飯テロに遭いたくないという方はこちらへお進みください。

日本帰国前にちゃんとアメリカの食事とのしばしのお別れ会を開催する。ここはニューイングランドだしのユナイテッド航空の機内食は胃に持たれそうだし軽めにチャウダーで。液体アンド液体。

東海岸からの長いフライトの末やっと日本に到着。まずは立ち食いうどん屋さん。関西風の味付けだ。恵比寿だったと思う。

実家ですき焼き。ここは日本なので安心して生卵に肉や野菜を浸して食べられる。

日本といえばコンビニ。コンビニと言えば日本。

銀だこ。アメリカにいると粉物がたまに無性に食べたくなる。

焼き鳥屋さんで会社の人と飲み会。料理を一品ずつ写真を撮ったりしてたら「これがそんな珍しいか?」とちょっと引かれる。マジ珍しいです。

飲み会の帰りに立ち食いそばも食べられちゃう。そう日本ならね。

飯テロを加速していこう。築地。そして巣鴨。

吉牛でこんな暴挙にも出られる。

日本帰国のスケジュールを立てる際には、どうしたら人が期間内にラーメンをなるべくいっぱい食べられるかということばかり考えていた。

飯テロと言えば定番のTKG。納豆とオクラの共演。

赤坂の「おやじのおとうと」というホルモン屋さん。

ガリガリ君入りのチューハイ。結構美味しかった。

個人的にこれははずせない。温泉上がりの一杯だ。

これも日本に帰ったらやってみる目標のひとつだった。

惣菜でこんなものが買えたんだよな。(遠い目)

最後の晩餐はサイゼリヤ。

残念ながら今年は日本に帰る予定はなし。オリンピックの年に備えてまたお金貯めよ。

おまけ

飯ではないけどカモネギもゲット。ポケモンGOのサービスが始まってから初の日本一時帰国だった。少し月日の流れを感じる。

誕生日会の定番 – キャンドルピン・ボウリング

息子が友達の誕生日会に招待されたので行ってきた。アメリカでは子供の誕生日にパーティーを企画し友達を招待するということが一般的に行われている。会場は様々だが今回は私が住むアメリカのニューイングランドでは定番の一つとなっているキャンドルピン・ボウリング (Candlepin bowling) 場であった。

今回はキャンドルピン・ボウリングの紹介だ。

キャンドルピン・ボウリングはマサチューセッツ州のウースター (Worcester, MA) で普通の10ピンボウリングができる数年前の 1880 年に考案されたスポーツだ。ニューイングランドとカナダの沿海州で良く遊ばれているが、恐らくそれ以外ではあまり見ることがないのではないかと思う。

キャンドルピン・ボウリングのボールは直径は最大 11 cm と普通のボウリングよりだいぶ小さい。指を入れる穴もなく凹凸のない完全な球となっている。重さも最大で1.1kgと普通のボウリングよりだいぶ軽い。

レーンの長さや幅は普通のボウリングと変わらない。ピンは写真ではわかりにくいが縦40cm横7.6cmとかなり細長だ。確かにキャンドルのようなピンである。

また1フレームで2回ではなく3回投げる点も異なる。 一投ごとに倒れたピンが取り除かれるのではなく倒れたピンはそのままで3回投げるのも特徴だ。

ボールが軽いので子供でも遊びやすいと言う点が子供の誕生日会などで人気の理由である。私が働く会社の忘年会 (Year End Party) でも使われたことがあった。

ただ普通の10ピンボウリングに比べて簡単かと言えばそうでもない。高得点を狙うことを考えるとむしろ逆である。まずボールに引っかかるところが無いのでなかなか強くは投げられずコントロールも難しい。ピンに当たっても重さが無いため跳ね返されてしまう。

パーフェクトでゲームを終えると300点満点となるのは普通のボウリングと同じだ。しかしその難易度からキャンドルピン・ボウリングの公式な最高点数は245点に留まる。長々と書いてきたが、実際どんなものなのか動画見るのが分かりやすい。(この文章の意味)

今回誕生日会で利用されたお店の外観はこんな感じ。レトロな雰囲気が漂う。全てのレーンがキャンドルピンのボウリング場だった。

ボウリング場には必ずと言っていいほどゲームセンターが併設される。ゲーム機もかなりレトロ。

ニューイングランドにお越しの際はどんなものか近くのキャンドルピン・ボウリング場を覗いてみるのも一興だと思う。

アメリカの休日/有給事情 – シックタイムとは何か

アメリカ人はマジ働く。特に管理職系は滅茶苦茶働く。国の経済がこれだけ豊かで天然資源に恵まれその上人々はワーカホリックとか本当マジすかって感じ。

私が働くアメリカの会社は去年まで年間で休日がなんと8日しか無かった。連休はサンクスギビング(11月)とクリスマス(12月)の二回だけ。年間の休日の半分がそこに集中していた。正月も元旦だけ休みで1月2日からは普通に仕事だ。

今年になってキング牧師記念日ワシントン誕生日が加わり10日間となった。一方、日本では今年は令和元年でゴールデンウィークが長いため正月休みを含めれば既に5月上旬にして10日は休日があったはずだ。

しかし一方で有給消化率(日)については日本は調査対象となった19ヶ国で最下位だと言うデータがある。しかも日本人は有給休暇を取ることに一番罪悪感を覚えるのそうだ。私も長く日本でサラリーマンをして来たのでこれは分かる。

【世界19ヶ国 有給休暇・国際比較調査2018】 日本の有休取得率、有休取得日数、ともに世界最下位 「有給休暇の取得に罪悪感がある」と考える日本人は世界最多! (エクスペディア)

だがこの点でもアメリカ人は負けていない。アメリカの有給休暇取得日数は日本と並び最下位だ。有給休暇に罪悪感を感じる人の割合も下から4位で40%近くに昇る。

でも違いが無いかと言えばそうではない。私がアメリカと日本で休日/有給の考え方について大きく違うと感じたことが一つだけある。それはシックタイム (Sick Time) あるいはシックリーブ (Sick Leave) と呼ばれるものが有給とは別にあることだ。

これは州による定めとなるが Wikipedia によると 現時点(2019年5月)では10 州で同様の制度があるようだ。マサチューセッツ州では比較的早い2015年に法律ができている。

名前から推測できる通りシックタイムとは病気や怪我などが理由で会社を休む際に利用できる有給となる。通常の有給とは別に数えられる。

マサチューセッツ州ではシックタイムが30時間働く毎に1時間与えられ、年間で最大40時間取得できる。子供/配偶者/親などの病気や怪我でも対象となる。労働者や子供が関係した家庭内暴力の問題にも割り当て可能だ。3日以内であれば医師による診断もいらないようだ。

私がこの制度を知った時の最初の感想は「これって日本でいう普通の有給休暇じゃないの?」だ。病気の時に使うもの。それが有給だとうい考え方を日本のサラリーマンの多くがまだどこかに持っているのではないだろうか。元気で休むのは後ろめたい。そんな感じが前述の「罪悪感」の正体にも思える。

シックタイムという考え方はアメリカだけのものではない。ヨーロッパなどの国々ではより一般的な考え方のようだ。元記事ではブラジル/フランス/スペイン/ドイツでは年間で30日もの有給休暇を取得している。これがシックタイムを含む数字かは書いていない。また病気になり休む日数は健康な人ならば年間でもそんなには多くはないだろう。しかし30日と言うのがもし純粋なリクリエーションのための休暇として取られているならば実際の差は数字以上のものがあるかもれない。

私の日本人の同僚が「30年ほど前に日本のメーカーで働いていた時は、有給休暇は結婚式か葬式以外では使わないのが当たり前だった」と当時を振り返り教えてくれた。そこから比べれば平成でだいぶ日本も変わったのだと思う。

しかし一方で、ワーカホリックのアメリカとの距離を少しでも縮めようとすればやはり日本もワーカホリックで対抗するしかないのかなとも思ったりする。難しい問題である。

アメリカの映画館

アベンジャーズ/エンドゲームという映画を観に行ってきた。すごい面白いと評判らしいのでネタバレしないようになるべく前知識無しで行こうと思った。どれくらい前知識がなかったかと言うと本作がインフィニティ・ウォーの続きだというのを知らなかったくらいだ。 ロード・オブ・ザ・リングで言うと「王の帰還」を最初に観に行った感じ。

今回はアメリカの映画館について紹介する。(ネタバレは含みません。)

火曜日は私がアメリカで住んでいる場所の近くの映画館で映画が$6で観られる日だ。一昔前はアメリカは映画館が安いイメージがあったが普通は$13くらいする。日本の1,800円に比べて2割安い程度だ。それが$6なのでアメリカの値段と比べても半額以下の値段である。

今回は RealD 3D と呼ばれる 3D で映画が観られるスクリーンだったので追加で $6 を支払いチケットの値段は $12 だった。ついでにポップコーン大とコーラ大も$4と普段の半額程度で買える。$20で3Dの映画がこんな大きさのポップコーンとコーラをお供に観られるのだ。

席はこんな感じでリクライニングしてしまう。テーブルの奥に見えるのが3Dを見る用のメガネ。ポップコーンとコーラのとんでもない大きさもお分かり頂けただろうか。しかもポップコーンはバターがたっぷりだ。

シアター内も広々。席数は 300 人近い。今日は朝一番の映画でオープンと同時に入ったのでまだ人が一人も居なかった。スクリーンは横幅 72 feet (21.94m) / 高さ 32 feet (11.27m) ありややカーブしている。私が住む近所では一番大きいスクリーンのようだ。

写真からイメージできる通り映画を鑑賞する環境はかなり快適だ。どれくらい快適かと言うととなりのおっさんがいびきをかいて寝ていたくらいだ。(さらにとなりの奥さんらしき人に起こされてた。)

アベンジャーズは大人気で4つのスクリーンで公開されていた。

音声は DOLBY ATMOS。スピーカーは 前後左右及び天井に 64 個も備え色々な方向から音が出てくる。前述のスクリーンと合わせ、この映画館ではこのシステムを Grand DLX と呼んでいる。

アメリカを訪れた際は時間が十分あるなら映画鑑賞もアメリカンな気分を味わえる場所としてお薦めかも知れない。これで日本語字幕でもついてれば完璧なのだが・・・。

まとめ:

アベンジャーズ/エンドゲームはアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーを観てから観に行ったほうが良い。

来場数7万人超え ボストン日本祭り

第8回を迎えるボストン日本祭りに行って来た。

ボストン日本祭りは毎年4月下旬の桜が咲く季節にボストンコモンというボストンの中心に位置する公園で行われる。今年(2019年)は京都ボストン姉妹都市提携60周年に開かれたお祭りとなった。

ホームページの説明には以下のようにある。

アメリカへの桜の植樹100年を記念して、2012年に第1回ボストン日本祭りが開催されました。3,500人の規模を想定した第一回は、予想を大きく上回り、15,000人もの来場者にお越しいただいたという初年度から、現在は7万人を超える祭りに成長しました。

最近日本成分が多い我が家であるが、今回の目的もラーメンなどの日本の食べ物だ。人気のお店は長蛇の列となる。今年見た中ではシュークリームのビアードパパが最長の列となっていた。今年最長の列となったのはフリッパーズというパンケーキ屋さんで待ち時間は1時間半だったらしい。

大阪にあるお店あるいは大阪の食べ物が多かったように思う。なにか地域的な繋がりがあるのかもしれない。

Yume Wo Katare は我が家ではボストン日本祭りの定番となっている。もともと京都のお店で、アメリカでは珍しい二郎インスパイア系のラーメン屋さんだ。ハーバード大学やMITから電車で1,2駅の所に店舗があり、店内では店員に促され本当にお客さんが夢を語るという不思議な空間となっている。売上は好調なようだ。(ちなみにボストンは観測史上一度も-40度までにはなってません!> 元記事)

会場ではお箸やおちょこなど日本の小物を売る出店や茶道/生花/将棋などのワークショップ、JAL/ANA/ヤマト/旅行代理店などの多数のブースあった。ステージでは雅楽やダンスなどの出し物があり全体的に非常に賑やかだ。

その中に「令和」Tシャツを発見。河合隼人さんという方のデザインのようだ。ボストンにちなんだイラストがインスタにも多数あり面白い。

植物の苗を売っているお店もあった。我が家ではきゅうり/トマト/大葉/水菜の苗を購入。特にきゅうりは日本のきゅうりらしくアメリカではなかなか買えない代物だ。無事育って食べられるようになるのが楽しみ。

運営している皆様、お疲れ様でした。

メイン州良いとこ一度はおいで

メイン州へ行こう。そう思った最初のきっかけはメイン州のポートランドに日本人が経営しているウニ工場があると知ったからだ。マサチューセッツ州の北端にある我が家からは車で2時間ちょっとだというのも大きい。

ボストンからだとニューハンプシャー州を挟むので少し遠いようにも思うが、ニューハンプシャー州のハンプトンや日本とロシアの講和条約で有名なポーツマスなどいくつかの街を通り抜ければすぐメイン州となる。ボストンからも二時間くらいだ。

最初のきっかけとなったウニ工場は小売店ではないのだが事前連絡しておくと社長が親切に迎え入れてくれる。工場なので入り口がちょっと分かり難いが Becky’s Diner というレストランの横を海側に曲がって真っ直ぐ行くとある。

“OFFICES” と書かれたドアを抜けると鍋に入れると大活躍しそうな魚も置いてあった。どこかのレストランに卸すのだろうか。

ここではこんなお土産が買えてしまう。真ん中のウニはミョウバンを使っていない塩水ウニだ。正直私は日本でも食べたことがない代物だ。

車で行ける範囲でないと直接持ち帰るのが厳しいかもしれないが、発泡スチロールの箱に氷と一緒に厳重に梱包してくれる。運が良いと子どもたちはウニの殻割りも体験できる。オスとメスの食べ比べも試食でさせてもらった。

しかし、これは単なるきっかけに過ぎなかった。メイン州の魅力の一端だったのだ。私が行ったことがあるポートランドを中心に紹介したい。

まずポートランドは町並みがとても綺麗だ。どことなく懐かしい感じがする。

とにかくレストランのレベルが高いのに驚く。どこに入っても美味しいんじゃないかと思えてしまう。そして比較的安価。個人的なお勧めは牡蠣だ。

OYSTER EVENTIDE にはメイン州で取れた牡蠣がずらりとメニューに並ぶ。 人気のレストランで混雑時は2時間待ちもあるとか。食べ比べてみると牡蠣も種類により味わいがまったく違うことが分かる。

日本人オーナーの Miyake というお寿司屋さんも有名だ。おまかせにぎりが $40 とそこそこのお値段である。しかし私が知る行った全ての人が「その価値がある」と言っている。そして「むしろ安いくらいだ」とも。ウェブで検索してほしい。こんなサイトが出てくるはずだ。

ポートランドの街はコンパクトで歩いて一日で周れる。小物を売るお店や大人気のドーナッツ屋さんもある。

もちろんメイン州はロブスターでも有名でありボストンなどで食べるよりも安く食べられる。安いロブスターを食べ歩くのも定番だろう。まるごと茹でられたものでもパンに挟まれたものでも良い。私が行った時はシーズンオフで閉まっていたが高速道路のサービスエリアにもこんな感じのお店があった。また、貝類やクラムチャウダーもお薦めだ。 とにかく海の幸が新鮮なのだろう。

メイン州にはいくつかアウトレットで有名な街もある。ポートランドのやや北に位置するフリーポートもその一つだ。L.L. Bean の本社があり場所としても有名で巨大な L.L. Bean の店舗がある。パタゴニアノースフェイスのアウトレット店舗も存在する。

ツイッターを拝見するともっと北の Camden や Rockland にも素晴らしいレストランがあるようだ。メイン州ならこういうレストランが探せば他にもいっぱいあるのではないかと思えてしまう。

メイン州の北東にアーカディア国立公園と言うニューイングランド地方唯一の国立公園がある。豊かな自然がありハイキング/サイクリン/キャンプが楽しめる。アメリカで最初に日の出が見える場所でもあるのだとか。また夜は光が周りに無いため美しい星空を眺めることができる。ここも行った人の感想を聞くと誰もが素晴らしかったと口にする場所だ。是非行ってみたい。

メイン州は夏はもちろん素晴らしいが冬もウィンタースポーツで観光客を多く魅了する場所でもある。一方でアメリカでは平均年齢が高い州でもあり州は若者を呼び戻そうとしている最中だ。冬は寒さが厳しいが、私の住むマサチューセッツ州も冬は非常に厳しいので、あとちょっと寒いだけという見方もある。今度は是非ゆっくりと再訪したい場所である。

おまけ

野沢菜漬がない!

たまに食べたくなるのだ。野沢菜漬が。個人的に漬物の中で一番好きである。しかしここはアメリカ。なかなか手に入らない。アメリカでは大抵の日本の食材が手に入るのだが、ちょっと良いものやちょっとマイナーなものを手に入れようとすると急激に難易度が上がるのだ。

例えば味噌や昆布などもアメリカのアジア系スーパーで買えるが、大抵は日本のスーパーで売っている一番安い部類のものだ。ちょっと良いものを手に入れようとすると日本から個人直輸入するか出張者などに持ってきてもらうなどの対策を取る必要がある。

漬物もそうでタクアンや高菜や柴漬けなどは比較的手に入りやすい。しかしそれより一段マイナーな野沢菜漬となると入手難易度が格段に上がるのだ。なまモノなので扱いはより難しくなる。

私はアメリカのマサチューセッツ州に住んでいるが、野沢菜漬が手に入る一番近い場所は 片道4時間半かかるミツワニュジャージー店ではないだろうか。ボストンなどでも探したが見つからなかった。次に近いのはもしかしてカナダのトロントかもしれない。これは車で片道9時間もかかる。とにかく野沢菜漬はなかなか簡単には入手できない代物なのだ。

そんな訳で、我が家では一年に一回ニューヨークに家族旅行に出かけるが、帰りには必ずミツワニュージャージー店に立ち寄り野沢菜の漬物を買ってくることにしている。先日の家族旅行でも念願の野沢菜の漬物を手に入れることができた。

心して食し、また来年も健康で変わらずニューヨークへ家族旅行に行き野沢菜漬けを買えるのを楽しみにしたい。